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【SAMURAI BULE/キリンチャレンジカップ2023】負けられない戦い!エルサルバドル、ペルーを倒すメンバーは!?

2023年6月7日 |

キリンチャレンジカップ 2023
日本代表(20位) vs. エルサルバドル代表(75位) @ 豊田スタジアム/愛知県豊田市
2023/6/15(木) 19:10 Kickoff フジテレビ系列

キリンチャレンジカップ 2023
日本代表(20位) vs. ペルー代表(21位) @ パナソニックスタジアム吹田/大阪府吹田市
2023/6/20(火) 18:55 Kickoff TBS系列

GK

シュミット・ダニエル 31歳 シントトロイデンVV/ベルギー ジュピラー・プロ・リーグ
中村 航輔(ナカムラ コウスケ) 28歳 ポルティモネンセSC/ポルトガル リーガ・ポルトガル bwin
大迫 敬介(オオサコ ケイスケ) 23歳 サンフレッチェ広島/日本 J1

DF

谷口 彰悟(タニグチ ショウゴ) 31歳 アル・ラーヤンSC/カタール カタール・スターズリーグ
板倉 滉(イタクラ コウ) 26歳 ボルシアMG/ドイツ サッカー・ブンデスリーガ
森下 龍矢(モリシタ リョウヤ) 26歳 名古屋グランパス/日本 J1 *SAMURAI BLUE 初選出
伊藤 洋輝(イトウ ヒロキ) 24歳 VfBシュツットガルト/ドイツ サッカー・ブンデスリーガ
瀬古 歩夢(セコ アユム) 23歳 グラスホッパーCZ/スイス クレディ・スイス・スーパーリーグ
菅原 由勢(スガワラ ユキナリ) 22歳 AZアルクマール/オランダ エールディヴィジ

MF/FW

遠藤 航(エンドウ ワタル) 30歳 VfBシュツットガルト/ドイツ サッカー・ブンデスリーガ
伊東 純也(イトウ ジュンヤ) 30歳 スタッド・ランス/フランス リーグ・アン Uber Eats
浅野 拓磨(アサノ タクマ) 28歳 VfLボーフム/ドイツ サッカー・ブンデスリーガ
古橋 亨梧(フルハシ キョウゴ) 28歳 セルティック/スコットランド シンチ・プレミアシップ
守田 英正(モリタ ヒデマサ) 28歳 スポルティングCP/ポルトガル リーガ・ポルトガル bwin
川辺 駿(カワベ ハヤオ) 27歳 ウルヴァーハンプトン/イングランド プレミアリーグ
鎌田 大地(カマタ ダイチ) 26歳 アイントラハト・フランクフルト/ドイツ サッカー・ブンデスリーガ
相馬 勇紀(ソウマ ユウキ) 26歳 カーザ・ピア/ポルトガル リーガ・ポルトガル bwin
三笘 薫(ミトマ カオル) 26歳 ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC/イングランド プレミアリーグ
前田 大然(マエダ ダイゼン) 25歳 セルティック/スコットランド シンチ・プレミアシップ
旗手 怜央(ハタテ レオ) 25歳 セルティック/スコットランド シンチ・プレミアシップ
堂安 律(ドウアン リツ) 24歳 SCフライブルク/ドイツ サッカー・ブンデスリーガ
上田 綺世(ウエダ アヤセ) 24歳 セルクル・ブルージュKSV/ベルギー ジュピラー・プロ・リーグ
川村 拓夢(カワムラ タクム) 23歳 サンフレッチェ広島/日本 J1 *SAMURAI BLUE 初選出
中村 敬斗(ナカムラ ケイト) 22歳 LASK/オーストリア ティピコ・ブンデスリーガ
久保 建英(クボ タケフサ) 22歳 レアル・ソシエダ/スペイン ラ・リーガ サンタンデール
川﨑 颯太(カワサキ ソウタ) 21歳 京都サンガ/日本 J1 *SAMURAI BLUE 初選出

6月のキリンチャレンジカップ、エルサルバドル戦、ペルー戦に向けて、5月25日に日本代表26名が発表された。3月のウルグアイ戦、コロンビア戦から9人の入れ替えで、ワールドカップカタール大会メンバーから15人、初選出が3人、ワールドカップカタール大会メンバーから直前で漏れた古橋亨梧、旗手怜央のセルティックコンビが復帰した。

古橋、旗手、前田大然の3人は、セルティックの国内三冠に貢献、古橋はリーグ戦27ゴールで得点王、旗手は8アシストと結果を残した。ワールドカップではゴールが遠くベスト8への道を断たれただけに、スコットランドで暴れまくったユニットをそのまま代表に投入できるのは大きい。また、ベルギーリーグのゴールランキングで22ゴールを決めて2位となった上田綺世もボックス内での強さが武器で、森保監督が目指すワイドからの攻撃と相性がいい。前線から追い回す前田よりもポストプレーで安定感があり、ボックス内での強さもあり、ポケットから仕掛ける堂安律、三笘薫とのコンビネーションも機能するはずだ。

ワイドの攻撃陣は多士済済でレギュラー争いは激化している。右サイドは伊東純也、堂安が抜けているが、相馬勇紀も候補にあがる。左サイドはさらに激戦区で、三笘、相馬、旗手、中村敬斗、前田、久保とタイプが違う仕掛けが期待できる。初招集の森下龍矢も左サイドからの仕掛けには自信があり、森保監督にとって最適解を見つけるのは贅沢な悩みとなりそうだ。守備的MFも守田英正、遠藤航の不動のコンビに鎌田大地が割り込むのか、初招集の川村拓夢、パリ五輪世代の川﨑颯太がポジションを奪えるのかも注目。代表復帰の川辺駿も今季の活躍が認められてウルヴァーハンプトンへの移籍が決まっており、中盤より前は戦力が確実に上がっている。

最終ラインは谷口彰悟が復帰したものの、新戦力はおらず不安が残る。ウルグアイ戦、コロンビア戦で招集された町田浩樹、橋岡大樹、角田涼太朗、バングーナガンデ佳史扶、半田陸は外れ、新規招集は森下だけ。U-20ワールドカップアルゼンチン大会、パリ五輪世代からのステップアップもなかった。2026年のワールドカップ北米大会でベスト8を目指すならば板倉滉の他にも頼れるCBをレギュラーとして確立したいところだが、冨安健洋は負傷が多く、若手の突き上げもない。今年はワールドカップ北米大会予選が始まり、来年早々にはアジアカップカタール大会が開幕する。それまでに戦えるメンバーを発掘することが急務となるだろう。

GKは海外組のシュミット・ダニエルと中村航輔の争いで、今季ポルティモネンセSCでレギュラーを勝ち取った中村航輔を6月のテストマッチでは見てみたい。

Profile

今里浩紀

1968年愛媛県生まれ。JFA公認C級コーチ。1982年ワールドカップスペイン大会と「キャプテン翼」でサッカーの面白さに目覚める。出版社で編集者として活動、現在はフリー。


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