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池江璃花子「やっぱりセンターレーンが好き。自分のためのコース」

2021年4月1日 |

「センターレーンが好きです。自分のコース、自分のためのコース」

作品のタイトルにもなっている“センターレーン”とは、プールのセンターレーンに最も速い選手を配置するという、実際の競泳のルールから付けられたものだという。

映画監督・是枝裕和氏が、競泳・池江璃花子のアスリート人生の一部を切り取った動画『センターレーン』が29日、SK-II JAPAN公式YouTubeで公開となった。

どんな時も笑顔を忘れず、新たな姿を魅せる、彼女の魅力を詰め込んだ映像作品『センターレーン』では、アスリート・池江璃花子のハートや、葛藤、希望が描かれており、実写に加え特別なアニメーションも製作されている。

日本水泳連盟(JASF)は先日、Tokyo 2020(東京五輪)の日本代表選考会を兼ねる「第97回日本選手権水泳競技大会・競泳競技」を無観客で開催すると発表した。これは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策を徹底するためと説明され、あわせて賞金大会とすることも発表となった。

2021年4月3日から競泳の五輪代表選考会を兼ねた「第97回日本選手権水泳競技大会・競泳競技」日本選手権(~10日、東京アクアティクスセンター)が開幕する。

今大会で池江は、4種目にエントリー。大きな目標に2024年パリ五輪を掲げているだけに、東京五輪はその通過点にあるものの、大会への想いは強いはずだ。

今シーズン最も過酷なレースが予想される大一番、日本が誇る若きスイマー・池江璃花子の奮闘にも期待したい。

<動画で描かれた池江璃花子ストーリー>

2018年、アジア選手権でMVPを獲得し、東京2020オリンピックのメダル候補に。アスリートとして、スイマーとして、そして大学アスリートの一人として。池江璃花子の水泳人生にアクシデントが突如、訪れる。

2019年2月、白血病と診断。治療のため、競技生活を中断し、様々な治療に向き合い毎日を過ごす。

「どんなに頑張って泳いでも、誰にも勝てない虚しさっていう、自分の中にいるネガティブな気持ちが、自分の中の敵かなと思います。」

2020年5月、競技復帰に向けて準備が進むなか、ウィッグを外したありのままの姿を公表し、大きな話題を集めた池江璃花子。そして、有言実行を成し遂げた2021年2月のジャパンオープン。50メートル自由形で2位に入賞し、驚異的なスピードで大会復帰を果たす。

画像提供:SK-II

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