「5年前に習得してます、S級は。」

サッカー関係者の間で「S級」と称されるこの資格は、日本サッカー最高峰のライセンス。プロ指導者に必要なS級コーチの資格で、Jリーグの監督には、このS級ライセンスが義務付けられている。

蹴球人・福西崇史は、S級ライセンスの所持者だ。

恥ずかしながら、インタビュアー・ 取材者の立場でありながら、勉強不足で知らなかった。

南葛SCでの指揮官を務めていたシーズンを含め、時折、メディアでも「S級ライセンスについては、聞かれれば常に明かしていた」とも教えてくれた。こうして文章に起こしているという事実さえも、なんだか恥ずかしい。

いずれ、Jリーグの指揮官になる可能性も秘めていて、現在は、サッカー解説者やタレントとして活動中の福西さん。

「GayaR Magazine」編集部から、今のうちに聞いておきたい質問が１つだけあった。

「（福西さんがJの監督になったら）どんなサッカーをJのピッチで表現したいですか？」

「楽しいサッカーがしたいですね！」 

楽しいサッカー？！なんだか、心に残るいい言葉だ。

「楽しいサッカー」のスタイルは、いずれピッチで、ファン・サポーターの目で直接確認するしかない。けれど、今から知りたいと思ってしまう。ワクワクするようなサッカー？それとも攻撃的で、アグレッシブなサッカー？どんなサッカーだろうか。

福西さんがJリーグの監督という職業を選んだとしたら、きっと超カッコいい振る舞いをしてくれるような気がする。

「南葛の指揮官時代を取材している記者は、絶対いいネタを懐に持っているはずだ！」長きに渡るメディアの職業病からか後悔と嫉妬の想いさえもうまれてしまうほど。

福西さんは、いつもこうしてサッカーを通じて、楽しいことを伝えてくれる存在だ。

GayaRのライブ配信では、ユーザー目線に降りてきたかと思えば、高度なボランチ解説に「（ユーザーさん）ついてきてほしいな！ここ笑」などと無茶振りなんかも披露する。音声配信においても、まさに攻守において活躍し、クレバーな存在と言える。

例えば、突如、SNS上には「#ポートレイトおじさん」などとユニークなハッシュタグが添えられている、福西さん。実は、解説の仕事の合間を縫ってスタジアムグルメも合間にガッツリ堪能しているらしい。ファン・サポーター目線が、スタグルにまで降りてきてくれるとは、頭が下がる思いだ。

そして、なんとまさかのスイーツも好きも公言している。サッカー選手がスイーツ？？意外だったが、食べること全般が好きなご様子。お酒の投稿は見かけたことがなく、沢山の謎も深まりつつインタビューの話題は、コーヒーへ。

福西さんは、無類のコーヒー好き」、これも有名なエピソードかと思いご本人へ質問を続けていると、まさかの一言。

 「（SNS）よく見てますねー！笑」

華麗なトークと切り返しで、 さらりとかわされた。

ちなみに福西さんのコーヒースタイル（嗜好）は、ボランチ並みの幅広さ。1日に何杯も飲む日もあるようで好みは気分次第、と答えてくれた。

「コーヒーは、ホット派。アイスも好き。ブラックも、甘いラテもいいですね」

NHKのサッカー解説では想像もつかない、ユニークなプライベート発言がどんどん飛び出す、元サッカー日本代表・福西崇史氏。実は、この華麗なるタレント性には、ここ数年でようやく慣れてきた気もする。

およそ数年前、現役引退直後のサッカー解説者としてのTV出演はある意味、衝撃的だった。

「え、福西さんって、こんな喋るの？？」

「めっちゃ喋る！」

 「ホント、意外ですよね。福西さん、超元気な感じで！」

知人のサッカー関係者からも称賛の声が多く、サッカー解説者・福西さんのキャラクターは、瞬く間に大人気を博した。

もちろん、これからも福西さんは、サッカーを通じて沢山のメッセージを発信してくれるはずだ。

蹴球人・福西崇史による“ボラゼミ語録”は「ボランチゼミナール〜Additional Time」と題して、「GayaR Magazine」のWeb上で展開された。今回のvol.4で一旦、一区切りとなるが、今後も配信前後のエピソードは随時更新される予定だ。

GayaR Familyならではのエピソードや、配信の裏側がシェアされるのは、「GayaR magazine」だけ。今後の「ボランチゼミナール〜Additional Time」にも、乞うご期待！

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リアルタイムスポーツ実況アプリ「GayaR」内のコンテンツ「ボランチゼミナール」のライブ配信は、感染症対策を徹底し行われています。なお、ライブ配信後に敢行されたインタビューは、オンラインにて実施されたものを掲載しています。